美味しいは、美しい。

美しいものがみんな美味しいってわけじゃないけれど、美味しいものって美しいのかもしれない。

 

Table for tomorrow のこのサイトがオープンして初めて掲げたテーマは「美味しいは、美しい」。Table for tomorrow では、これまでにもそんな美しき美味しい世界にたくさん触れてきました。その中から、特に今年出会ったもので少しだけ、美味しい美しさを紹介したいと思います。

 

◼︎伊藤ぶどうファーム×PATH「10種のブドウのフルート」

まず一つ目に紹介するのはアイキャッチにも登場した、10種のブドウのフルート。少し前になりますが10月23,24日に行われた青山パン祭りの目玉商品で100個限定で販売されました。先行予約で完売する人気っぷり。1800円というなかなかのお値段でしたが、ここでしか食べられない、また、はやくから青山パン祭り実行委員会のメンバー Bread Labのインスタグラムに掲載されていた美しいブドウたちの整列は、見るひとの目を奪うものだったようです。

”目で食べる”

という言葉が、良い意味でこれほど似合うパンもないのでは。

 

◼︎あめやえいたろうの「棒あめ【虹のムコウ】」

以前、友人からいただいた「あめやえいたろう」のチュッパチャップス…ではないですね。ごめんなさい。“棒あめ”です。「初恋」とか「陽だまり」とか、一つ一つについたかわいい名前も素敵。

一つ一つがパッケージに入っているので、しばらくは飾って眺めたいほど。「あめやえいたろう」のHpに行くと、ほかにも目にも美しいシリーズでいっぱい。海外からのお客様にも人気のようです。

>あめやえいたろう : http://www.ameyaeitaro.com/

 

 

◼︎ちぇりーふぁーむのさくらんぼ

Table for tomorrow がいつもお世話になっている塩山のさくらんぼ農家さんのさくらんぼです。燦々と陽を浴びて紅くなる様はとっても美しくて艶やか。種類によって、小ぶりのもの、大ぶりで今にも弾けそうなほどの水分を蓄えたものなどそれぞれですが、どれもそれぞれに美しい。畑に行くと、二つ連なったものや、綺麗に陽が当たらずに半分だけ紅く色づいたものなど、市場からしたら規格外のものもあちらこちらで見かけますが、それも自然美。見つけられたらラッキー!みたいな、四葉のクローバーでも見つけたような気分になります。

 

いかがでしたか?

食べ物は味だ!

もちろんそれは正しい。

あたりまえに、美味しいのは前提ですが、人間の知覚は8割〜9割を占める視覚。目を瞑って食べてもその美味しさの半分も感じることはできないかもしれません。

そんな視点から、食べ物を観ていくと、我々はいかに美しい美味しいものに囲まれているかに気づくのではないでしょうか。

アートとしての食べ物への視点。

いつもとは違った食の世界の小さな発見が待っているかもしれません。

 

(文:瀬尾裕樹子)